シェムリアップ 〜 アンコール・トム |
アンコールワットの朝日を見た後、一度ホテルに帰って朝食の後、改めて出発!
シェムリアップの町はとてもにぎやか!オートバイは免許不要でだれでも乗れるし、何人乗ってもいい。一人で乗っている人は少なく、最大6人乗っているのを見た。
車やバイクのナンバーはほとんどの車になく、ガイドさんに聞くと「密輸です」と簡単に言う。
まあ、そんな国だと理解した。
現在のカンボジアは周囲をタイ、ラオス、ベトナムに囲まれたインドシナの小国である。しかしかつてクメール民族(カンボジアの人口の大半を占める)は、9世紀から15世紀にかけて、現在のカンボジアの国土に加えてベトナムの南半分、ラオス南部、そしてタイのほとんどをその領土とする大国を作り上げていった。それがアンコール帝国である。
アンコール帝国の都が置かれたのはカンボジア北西部、現在のシェムリアップ州の州都シェムリアップ周辺、すなわちアンコールの地だった。シェムリアップの北にあるプノム・クーレン丘陵から南の大湖トンレ・サップに至る緩やかな扇状台地には、現在もアンコール期とそれ以前に作られた多数の遺跡が点在している。その広さは遺跡保護地区となっている部分(東はバンテアイ・サムレ付近、西は西バライ西端付近、北がプレア・カン付近、南はアンコール・ワット付近を結ぶ東西に長い地域を中心に、ロリュオス遺跡群周辺とバンテアイ・スレイ周辺を加えた地域。第一ゾーンと呼ばれる)だけで約400平方キロもある。
ちなみに東京区部の広さは約580平方キロだ。
地図で見ると遺跡はすぐそばにあるように見えるが、実際にはかなり広範囲でひとつひとつも広大である。 |
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カンボジアではバイクに免許はいらない
だれでも、何人でも乗れる! |
車もナンバーのないのがほとんどだ! |
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小学校は午前の部と午後の部に分かれている |
アンコール・トムの南大門
7っ頭のナーガの胴体で綱引きをする神々 |
クメール王国が1432年にタイのアユタヤとの戦いに敗れ、首都を明け渡した。以後、首都は荒れるに任せ、樹海に埋もれていた。
1861年、フランスの植民地時代にフランス人の博物学者アンリ・ムオは、暗い森のかなたに呪われた都があり、そこへ足を踏み入れた者には必ずたたりがあるという伝承を耳にして、なかば死を覚悟しながら森の奥深く分け入り、アンコール遺跡を発見した。しかし、アンリはその後まもなく熱病に犯されなくなったという。
現在では、発掘が進み2000以上の遺跡が発掘されているが、代表的な遺跡がアンコールワットとアンコール・トムである。
アンコールトム(大きな城都)は、アンコール最大の遺跡。ジャヤヴァルマン7世によって1200年代後半作られた仏教寺院。一辺が3Kmの正方形の中にあり、高さ8mの城壁と幅113mの壕のに囲まれている。
当時は、一般の住人は入ることができなかったが、王に仕える関係者が数千人暮らしていたと想像されている。
東西南北と勝利の門の5っの城門で外界とつながっている。 |
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南大門は多くの人でにぎわっていた |
南大門には4面に観音菩薩が彫られている |
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南を向いた観音像 |
参道の右には神様、左には阿修羅が並ぶ |
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参道の神様たち |
観音像 |
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観音さまの横顔 |
象に乗って観光することもできる |
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南大門の北の観音像 |
南大門を通過中の像 |
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象の背には多くの人が乗れる |
アンコール・トムの南大門と象 |
アンコール・トムの中心塔はバイヨンと呼ばれる。
第一回廊と第二回廊に囲まれた中央には高さ42mの本殿がそびえ、四面体の観世音菩薩像は寺院内に計49体、至るところで神秘的な笑顔をふりまいている。
東西160m南北140mの第一回廊には神々の神話の他にも、庶民の生活の姿も描かれ、見ていると一日でも見ていられそう。ゆっくりと見たかったが、急いで通過してしまった。 |
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アンコールトムのバイヨンが見えてきた |
1181年ジャヤヴァルマンZ世の造営 |
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どろ水の中で子どもたちが
えびやたにしを取っている |
49体196面の四面像が並ぶ |
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少し崩壊が進んでいる |
友人の河原夫妻 |
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しっぽのなくなったしし像 |
水の精、天女アブサラが踊る |
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回廊には、すばらしいレリーフが並ぶ |
当時の生活の様子がうかがえる |
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当時のクメール人の生活が見えるようだ |
戦争や戦いの歴史も描かれている |
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天女アブサラが来客を歓迎する |
天女の待つ回廊 |
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南の仏面 |
崩壊の進む回廊 |
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美しいテーヴァー(女神) |
バイヨンへ急な階段を登る |
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四面菩薩が並ぶ第二回廊 |
神秘的な菩薩の横顔 |
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どの顔も少しずつちがう |
三面がほほえむ |
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なんとも魅力的 |
千年のほほえみ |
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19世紀にジャングルの中から発見された |
中央本殿から見る不思議なほほえみの菩薩 |
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ひとつづつ違う顔 |
ほほえみの前て゜ほほえむ |
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いいなぁ |
なんで、ほほえんでるの?? |
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あなた、わらってるね! |
さて、なんとも言いがたい! |