国幣中社

美保神社


美保神社は、島根県松江市にある神社である。式内社で、旧社格は国幣中社。 事代主神系えびす社3千余社の総本社であると自称している。えびす神としての商売繁盛の神徳のほか、漁業・海運の神、田の虫除けの神として信仰を集める。また、「鳴り物」の神様として楽器の奉納も多い。

ご祭神 三穂津姫命 高天原の高皇産霊命の御姫神で、大国主神の御后神。高天原から稲穂を持ってお降りになり、人々に食糧として配り広められた神様で「五穀豊穣、夫婦和合、安産、子孫繁栄、歌舞音曲(音楽)」の守護神として篤く信仰されています。また、美保という字はこの神の御名に縁があると伝えられています。
事代主神 大国主神の第一の御子神。鯛を手にする福徳円満の神えびす様として世に知られ、「海上安全、大漁満足、商売繁昌、歌舞音曲(音楽)、学業」の守護神として篤く信仰されています。また、出雲神話・国譲りの段において御父神・大国主神より大変重要な判断を委ねられた尊い神様です。
目が特徴の大狛犬  嘉永3年生まれの出雲丹後狛犬
随神門 太い注連縄が目を引く
文化10年(1813)に造営された本殿は、大社造を二棟並立した「美保造」または「比翼大社造」と呼ばれる全国でほぼ唯一の特殊な形式であり、国の重要文化財に指定されている。拝殿は昭和3年(1928)の造営である。設計監督は、明治神宮や築地本願寺を設計した建築史学者、伊東忠太である。拝殿の特徴は、床面は石畳、また天井や側壁のない点などが挙げられる。
文政13年生まれの備前焼狛犬 美しい 保存状態がいいですね
神門
安政3年(1856)、八頭郡八頭町(旧八東町)妻鹿野(めがの)滝川地区の山林から樹齢千年を越える1本の大ケヤキが切り出され、ここから3つの太鼓が作られました。ケヤキは乾燥させるため、2年間寝かされた後、同5年に八東町南村の沢田孫太夫・直十郎親子が願主となり、胴は日田村と高野村の大工が制作し、革張りは大坂と播磨の職人が行って完成させ、鳥取城に献上されました。3つの大太鼓は藩士に登城の時刻を知らせる御用太鼓として打ち鳴らされ、当時、その音は30km先まで響き渡ったと言われています。その後、明治6年(1873)に払い下げられ、名和神社・美保神社・賀露神社に奉納されました。ちなみに一番大きな名和神社の大太鼓は口径140cm、2番目の美保神社の太鼓は口径130cmあります。
拝殿・本殿の全景
本殿 文化10年(1813)造営の本殿(国指定重要文化財)大社造の本殿を左右二棟並立させ、 その間を装束の間でつなぎ、 木階を覆う向拝を 片流れに二棟通しでつける という特殊な様式の、「美保造」の本殿で、本殿2棟の間に末社・大后社があり、3社5神を祀っています。
ぴーひょ〜と気持の良い音が聞こえてきました
踊りがまたいいですね
拝殿の奥に木造りの狛犬が見える