伊勢神宮(外宮)

伊勢神宮(下宮)

豊受大神宮は、三重県伊勢市豊川町に鎮座。伊勢神宮の2つの正宮のうちの1つである。一般には外宮と呼ばれる。式内社。

豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀り申し上げる豊受大神宮は、内宮(ないくう)に対して外宮(げくう)とも申し上げます。第21代雄略(ゆうりゃく)天皇は、夢の中で天照大御神のお教えをお受けになられ、豊受大御神を丹波(たんば)の国から、内宮にほど近い山田の原にお迎えされました。今からおよそ1500年前のことです。豊受大御神は御饌都神(みけつかみ)とも呼ばれ、御饌、つまり神々にたてまつる食物をつかさどられています。このことから衣食住、ひろく産業の守護神としてあがめられています。
この参道は外宮の表参道にあたります。入口には防火のためにつくられた掘川が流れ、火除橋(ひよけばし)がかけられています。
火除橋をわたり神域に入るとすぐ左側に手水舎があり、ここで手を洗い口をすすいで心身を清め、ご正宮へと向います。
正殿のお屋根は萱葺で、両妻は直径79cmの太い棟持柱(むなもちばしら)が支えています。その棟には鰹木が9本列び、その東西両端、破風板の先端が屋根を貫いて、千木(ちぎ)になっています。外宮では、千木の先は垂直に切られていて、これを外削(そとそぎ)といいます。
皇大神宮(内宮)ご鎮座より遅れること481年、雄略天皇の御代、天照坐皇大御神のお告げによって、丹波の国(今の京都府北部、天橋立付近)から、この伊勢の国度会の山田の原にお迎えした、豊受大御神をおまつりしています。唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)といわれる、建築様式のご正殿は、ほぼ内宮の正宮と規模やつくりはかわりませんが、鰹木が内宮より1本少なく、千木が外削(先端が垂直に切られている)になってます。
式年遷宮まえの正宮跡
豊受大神宮の正殿は内宮と同じ神明造です。屋根は萱(かや)で葺き、柱は掘立、全て直線的で、屋根の両端には外削(垂直切)の千木が高くそびえ、棟には9本の鰹木(かつおぎ)が列び、正殿を中心にして、瑞垣(みずがき)・内玉垣(うちたまがき)・外玉垣(とのたまがき)・板垣(いたがき)の4重の御垣がめぐらされています。
三つ石 ここは、式年遷宮の時、お祓いをする場所で、この石の上に手をかざすと温もりを感じるパワースポットでも有名のようです。
巨樹の参道
多賀宮へ上る石階のすぐ左脇に、土宮とはちょうど反対側、つまり東側のところに風宮がご鎮座になっています。
風宮
豊受大神宮の大前の御池の真向かいに広がる深い杉木立の中、大土乃御祖神をおまつりする土宮がご鎮座しています。
土宮
豊受大神宮大前の御池にかけられている亀石を渡ると、右手に土宮、左手に風宮が見えて参ります。それを過ぎ、正面の98段の石階を上がると、檜尾山に南面して、外宮の第一別宮である多賀宮がご鎮座になっています。
多賀宮
御池 神宮の樹木が写し出されています
遷宮後の正宮
遷宮館
平清盛が勅使として外宮に参向したとき、この木の枝が冠に触れたため怒って西側の枝を切らせたという伝承によってこの名で呼ばれ
ています。1959年(昭和34年)の伊勢湾台風の被害で2本の株に分かれてしまったとのこと。
新しい年です